活動・事件紹介・弁護士コラム

今年1年を振り返って

2012/12/31
青島明生
 一昨年の副会長に続き、昨年4月会長に選任され、弁護士会の会務に携わっています。
 会長になると、日弁連関係で毎月の理事会(2〜3日間)のほか、総会、人権大会、各地区の弁連大会、民暴対策大会、司法シンポなど多数の行事に参加しなければなりません。
 どれも勉強になることが少なくないのですが、特に9月に和歌山みなべ町で開催された「日韓バーリーダーズ・サミット」での大韓弁護士協会との交流が興味深かったです。
 韓国でも、海外進出をはかる大企業の強い要請でロースクール制度の導入と弁護士増員政策がとられ、弁護士の就職難が生じたため、大韓弁護士協会が6か月間、研修の形で引き受けて就職をはかっているとのことでした。6か月経過後は?現在進行形なのでどうなっているか、まだ聞けていません。
 他方、韓国では、法曹一元化(裁判官を弁護士など法曹実務経験者から採用する制度)が実現しています。若手裁判官の非常識な判決に対して大きな世論の反発が起きたことと、当時の盧武鉉政権の民主化政策として、大法院(日本の最高裁)の反対を押し切って、ドラスティックな改革が実現されたものです。日本では信じられないような劇的な変化です。
 また、2011年の商法改正で、一定以上の規模の企業に「遵法支援人」(コンプライアンス・キーパー)制度が導入されました。これには弁護士の他一定の企業法務の実務経験者が充てられることになっています。これも日本に比べると画期的な制度です。
 韓国では既に捜査機関の取調の録画・可視化が実現しており、日本でも世論の力で実現したいものです。
 これらは正式なセッションで同時通訳でも報告されましたが、その後懇親会で、大韓弁協の代弁人(スポークスマンだそうです)の崔泰寧さんの隣席になり、最近ちょっと習っている英会話で交流して聞いたところです。本音の交流ができて楽しかったです。
 ついでに、昨年は、美味しいものを食べたら写真に撮って「食べログ」に投稿してきました。
 原発の再稼働中止を求める国会行動にも何回か参加できて、いろいろの体験ができました。
 出張続きで連絡が取りにくかった皆さん、すいませんでした。
 今年の3月までご迷惑をお願いすることになります。申し訳ありません。

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