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富山自治体問題研究所の「秋の公開学習会」が開催されました

2016/12/21
 2016年11月12日、富山県民会館で、青島弁護士が副理事長を務める富山自治体問題研究所の「秋の公開学習会」が開催され、地方自治を専門にする南山大学大学院の榊原秀訓教授が「首長と議会・議員の関係-議会運営と議員の役割」と題する講演をされました。この間富山県内の議会で政務活動費不正・議員ドミノ辞職という異常な事態が続いていることを受けて、議会のあり方を考えるために企画されたもの。
 この中で、榊原教授は、「首長と議会・議員」、「議会基本条例」、「議会の運営と政策形成」、「金(カネ)をめぐる問題」の4項目にわたって、現状と解決へのカギを話され、参加者は熱心に聞き入っていました。その中で、教授は、議会不要論・議員定数大幅削減という人気取りのポピュリズム・極論が跋扈しているが立憲主義の観点からは問題が多く、議会基本条例が重要であること、議決という結論だけではなく議論が重要で、それが住民に開かれていることが大切等の指摘をされ、最後に、以前片山善博氏が「執行機関の職員から質問を用意してもらい、それを読み上げるだけの議員からなる議会は「八百長と学芸会」だ、と評していたが「学芸会ですらない」としている、と現状を批判されました。

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