「税率１０％は無理」

消費税をなくす富山県の会と消費税廃止富山県各界連絡会は2日、
富山市CiC前で、安倍内閣が狙う消費税の10%への増税中止を求める署名宣伝を行いました。


消費税廃止各界連の能沢吉晴事務局長と日本共産党の高橋 渡書記長は、
「安倍政権は、来年10月からの10%への引き上げをも強行しようと狙っています。政府は
『消費税増税は全額社会保障に…』と宣伝しましたが、医療費窓口負担、介護保険料、
国民年金保険料などが上がり、年金支給額や児童扶養手当は減額されています。社会
保障に使われていないことは明かです。いま求められているのは、消費税の10%へのさらなる
増税ではなく大企業への行き過ぎた減税を見直し、国民のふところを温めて内需の拡大を
図り社会保障を充実することです」とのべ、
「さらなる増税に反対するあなたの声を国会に届けます。請願署名にご協力をください」
と訴えました。

呼びかけに応じた女性(47)は
「消費税8%は厳しい。10%なんて無理無理、とんでもない」と話します。
高岡から来た女性(68)は
「8%になって大変よ。出費を抑えに抑えてやりくりしていますが、寿命は縮まります。
消費税はやめてよ」と。
男性(68)は
「年金がまた減った。庶民イジメはひどい」と怒り「『アベノミクス』なんてとんでもない。
安倍さんには1分でも早くやめてほしい」と語りながら署名しました。