コロナ禍のために昨年は行進できなかった「国民平和大行進」（主催：原水爆禁止国民平和大行進富山県実行委員会）。今年2021年はしっかりと感染防止策を講じながら「歩く」ことができました。
　
　
　富山県は、広島へと向かう複数の行進コースのうちの１つのコースの出発点になっています。スタートは6月3日の朝日町役場前での出発式。県内を西へ西へと向かい、6月13日、県境で石川県に無事引き継ぎました。6月8日の県庁前公園から丸の内交差点までの行進、スタンディングには当事務所の水谷敏彦弁護士（非核の政府を求める富山の会代表世話人）も参加。隣の射水市まで歩く行進者を激励するとともに、今年1月22日に発効した『核兵器禁止条約』に日本政府が参加・批准するよう求める運動を強めようと訴えました。

　
　条約参加・批准を求める意見書がこの6月、県内のいくつかの議会で採択される見込みです。核兵器禁止はいまや圧倒的な国際世論であり、核兵器に固執する勢力をいよいよ少数派に追い込んでいます。