１月８日，無事，富山地方裁判所に，生活保護基準引下げ違憲富山訴訟を提起する
ことができました。
原告３人のみなさんにも記者会見に参加していただいて，それぞれ，思いを述
べていただくことができました。
「一昨年に洗濯機が壊れたけれど，お金がなくて未だに買い換えることもでき
ず，コインランドリーで洗濯をしているが，料金が高くて，子どもと２人暮ら
しなのに月に２回ほどしか洗濯できない。」，「今までこんなことはなかった
が，保護費が減額されてから，支給日直前に所持金が底をついたことがあった。
１円玉貯金を思い出し，その１円玉貯金を数百円にかえて，なんとかその月を
しのいだ」，「生活が苦しくて自殺しようと思い，橋の上で立ち尽くしたが，
夫をおいていくわけにはいかないと何とか踏みとどまった。」
こんな生活が，憲法２５条１項がすべての国民に保障する「健康で文化的な最
低限度の生活」といえるのか，この訴訟で真正面から問うていきたいと思います。

ＫＮＢニュース「生活保護費の引き下げは憲法違反だと提訴」