四大公害病「語り部のつどい~環境学習交流会~」
2017/02/21
2017年1月28日に水俣病資料館で開催された四大公害病の語り部交流会に、富山のイタイイタイ病資料館で語り部を務めている青島弁護士が、同館の語り部の小松雅子さんと若林カズ子さん、館長の鏡森定信さんと職員の遊井喜一さんとともに参加してきました。
これは、公立で公害に関する資料館として設立している自治体の語り部や職員が集まり、それぞれの活動を交流して今後の環境学習の活動に役立てるためにと、水俣市立水俣病資料館が開催したものです。
新潟水俣、四日市、水俣の各資料館からも語り部が3人、館長・職員の方が参加され、水俣病資料館の島田竜守館長、草野徹也副館長の司会と進行で、語り部になろうとしたきっかけや、語り部をしていて嬉しいこと、困ったこと、子どもたちに一番伝えたいことなどについて考えを述べるなどして交流しました。
水俣病資料館の語り部の緒方正美さんは、最近でも水俣病患者に対する差別発言や嫌がらせ電話があることを明かされ、そういうことをする人が1人でもいる限り、苦労をしてでも語り部活動をしなければならない、それが生き甲斐だと語られました。新潟水俣病の小武節子さんは、還暦の同窓会と古希の同窓会で自分に対する雰囲気が全く変わってきて、理解が広がってきたことに、これまでやってきたことの意味が感じられたと話されました。
また、若い人にどう承継していくかが共通の課題だとも語り合われました。
以下のサイトでニュースが見られます。
朝日新聞 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12770717.html
熊本日日新聞 http://kumanichi.com/news/local/main/20170129004.xhtml
日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12270250Y7A120C1000000/
これは、公立で公害に関する資料館として設立している自治体の語り部や職員が集まり、それぞれの活動を交流して今後の環境学習の活動に役立てるためにと、水俣市立水俣病資料館が開催したものです。
新潟水俣、四日市、水俣の各資料館からも語り部が3人、館長・職員の方が参加され、水俣病資料館の島田竜守館長、草野徹也副館長の司会と進行で、語り部になろうとしたきっかけや、語り部をしていて嬉しいこと、困ったこと、子どもたちに一番伝えたいことなどについて考えを述べるなどして交流しました。
水俣病資料館の語り部の緒方正美さんは、最近でも水俣病患者に対する差別発言や嫌がらせ電話があることを明かされ、そういうことをする人が1人でもいる限り、苦労をしてでも語り部活動をしなければならない、それが生き甲斐だと語られました。新潟水俣病の小武節子さんは、還暦の同窓会と古希の同窓会で自分に対する雰囲気が全く変わってきて、理解が広がってきたことに、これまでやってきたことの意味が感じられたと話されました。
また、若い人にどう承継していくかが共通の課題だとも語り合われました。
以下のサイトでニュースが見られます。
朝日新聞 http://digital.asahi.com/articles/DA3S12770717.html
熊本日日新聞 http://kumanichi.com/news/local/main/20170129004.xhtml
日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO12270250Y7A120C1000000/